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宝石研磨の世界

タイのバンコクで宝石研磨工場、宝石鑑別教室を経営してます。

2012年を振り返って

バンコク日常の出来事、、、2012年を振り返って

このブログを書き始めて1年が経過しました。

このブログを書き始めた最大の理由は『会社の宣伝の為』であり、ソーシャルメディアをはじめとする新しい媒体等にも対応できるようにするためです。

一昔前は、立地条件の良さ、新聞などの広告、ジュエリーショウ等の見本市の出展等がビジネスを成功させる条件でしたが、近年、これらのビジネスモデルはあまり大きな効果を得られません。新規顧客を会得するためには、昔ながらの地道な飛び込み営業と、インターネットを使った営業活動を併用する必要があると思います。

これからのビジネスでブログやソーシャルメディアを使うのは有効な方法だと思います。しかし、ビジネスにブログを使用する事は弊害が多いのも事実です。私はブログを書くにあたって下記の事項に注意して書いています。

①守秘義務があるので、顧客の仕事内容には触れない。
②小売り業界に支障がでるので、卸価格については触れない。
③業界批判のようなスキャンダラスな事は触れない。
④書きたくても大人の事情で書けない事は触れない。

私が来タイした十年前にある知人から『タイで長く住むと記憶をなくすから日記をつけた方がいいよ』とアドバイスを受けたことがあります。確かに南国では季節感が無いせいか、楽観的になるせいか、大きな出来事があってもいつの間にか記憶が曖昧になる事があります。日記のようにブログを書いていますが、改めて読み返してみると、私の2012年は激動の年でした。

1月
仕事始めの1月5日に職人の大半が退職しました。
タイではボーナス受給翌月や長期休みの直後は退職者が多く、帰省した田舎から戻ってこなかったり、転職したりします。長期休暇の後は職人が動くのエントリーでこれらの事は詳しく記載しています。特にこの年は2011年末にバンコク洪水騒動があり、地方出身者にとってバンコクで働く事に大きな不安感があったと思います。

1月5日の始業時間に工場に出勤した職人は皆無で、私を閉口させました。
不貞腐れた私は、工場内で1升瓶を抱えて1人酒を飲んでいましたが、2時間ほど遅刻して2名の職人が戻ってきました。この事件については、問題が全て解決して落ち着いた6月になるまで一切公開しませんでした。12年度上半期バンコク宝石研磨職人事情のエントリー

工場は質の良い製品を正確な納期で仕事を完納しなければなりません。
仕事の工程でどの様な悪条件があったとしても、仕事が遅れる言い訳をしてはいけないのです。顧客から見ればよい商品、完璧な納期が当たり前のように届かなければならないのです。

また、人手不足を顧客に伝えて不安を与えるような事は、百害あって一利なしです。
大切なことは、仕事を完納して、顧客に迷惑をかけないように努力する事です。

1月は新たな職人を確保するために募集をだしたり、以前定年退職した職人を田舎から呼び戻したり、職人集めに奔走しました。また、人手不足で自社工場が動かないので、外注工場を求めてバンコク中を走りまわっていました。外注工場の仕事は欠品も多く、赤字覚悟で多めに発注しなければなりません。納期も不正確で、スペックのミスも多いので、生産管理の為に嫌がれるくらい何度も外注工場に通って仕事を監督しなければなりません。

バイクでバンコク中を夜中まで奔走していましたが、情けなくて自然と涙が出てくることもありました。
しかし、その甲斐あって、商品は完璧に完納することが出来ました。

2月
バンコクジュエリーショウに出展しました。

5月
家内が尼寺に出家してしまいました。
クリックすると詳しいエントリーを読むことが出来ます。

8月
トップ職人のモンが退職し、モンの代わりに他社からヘッドハンティングで引き抜いた職人が、3日目で退職しました。タイの職人募集の難しさのエントリーで紹介

9月
バンコクジュエリーショウ出展は久々に成功した素晴らしいショウでした。

10月
家族が突然田舎に帰省しました。
友人の天才職人アニュシャーが突然レバノンに行きました。

11月
娘幸美の七五三撮影をしました。
思えばこの出来事が私の今年一番の大事件だった気がします。

12月
ジュエリートレードセンターを追い出される事になりました。年末の27日に転居します。

海外でビジネスをするとカントリーリスクは必ずあります。
タイは他国と比べカントリーリスクは少ない国と言われていますが、ブログを読み返してみると、私自身の身の回りだけでも様々な事件は起こるものです。これらの事を教訓にして翌年は頑張ろうと思うのですが、毎年色々な事件が繰り返し起こります。

在タイ10年で解ったことですが、トラブルを防ぐことは不可能で、トラブルは解決するものでしょう。
タイで大切なことはマイペンライ(大丈夫だー)の精神で、心が折れない事でしょう。

来年は今年の教訓を生かして、良い年になるよう頑張ろうと思います。

皆様にとって、来年も良い年になるようお祈り申し上げます。

株NOBU
赤池紳弘


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  1. 2012/12/25(火) 11:10:35|
  2. バンコク日常の出来事
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