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宝石研磨の世界

タイのバンコクで宝石研磨工場、宝石鑑別教室を経営してます。

バンコク秘密の宝石仕入れ場所

バンコク宝石仕入れ事情、、バンコク秘密の宝石仕入れ場所

宝石の仕入れで究極のノウハウは、大元の仕入れ先を探しだす事です。
大元の仕入れ先とは原産地とは限りません。私の経験上、原産地での買い付けは数量も少なく、価格も非常に高いのが一般的で、宝石集散地と呼ばれるバンコクや香港、インド方が商品量も価格も充実しています。

宝石バイヤーにとって大元の仕入れ先を探す事は、自分だけの秘密の業務ノウハウです。
当然の如く、誰も教えてくれません。人の紹介を通して知る事もありますが、ほとんどは自分の足を使って探し出します。

華僑系の大元の仕入れ先は、仕入れ地帯の近所にある事が多いのですが、裏路地の雑居ビルの中にあり、表看板もないので、初めて訪れた人が探すのは大変困難です。現地に根をおろして生活し、現地の友人関係から情報を得て行きつくことが出来ます。

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この様なバンコクの裏路地の雑居ビルの中に、大元の仕入れ先があります。今回は華僑系の真珠の仕入れ元に買い付けに行きました。

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仕入れ元は裏路地のレストランの奥に小さな扉があり、3階に事務所があります。バンコクの真珠バイヤーにとっては秘密の仕入れ場所で、良質の真珠が激安で販売されています。しかし、取引ロットは大きいので、ほとんどのバイヤーは数十KG単位で買い付けをしていくそうです。

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事務所は3階にありますが、階段は薄暗く、この奥に大元の仕入れ業者があるとは思えないほど汚い作りをしています。

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この奥が事務所です。表看板は一切ありません。

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オーナーは華僑系タイ人です。オーナーと色々な雑談をしましたが、プーケットの業者もいっぱい来るのよ!と言う話をしていました。プーケットは白蝶真珠の養殖地帯のひとつですが、この言葉には色々と深い意味があるのでしょう。詳しい事は大人の事情で割愛します。しかし、このオーナー、、私の事を、日本人がこの店に来て真珠を買いまくって、日本に売っているのよ、、と吹聴しそうでちょっと心配です。販売しているのは淡水真珠の他に白蝶真珠もあるようです。淡水真珠は中国で、白蝶真珠はミャンマー等の隣国から仕入れています。この仕入れルートは華僑系の秘密のルートがあるそうで、現地の仕入れ地帯よりも安く売買しているとの事です。

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来店客をチェックする監視カメラがあります。
このお店は裏路地を歩くだけでは絶対に探せないお店です。私も親しい友人関係から紹介されて入店する事ができました。東南アジアは華僑系の商習慣が根強くありますが、仕入れ先に秘密の特殊ルートがあるのは華僑系の特徴ではないかと思います。華僑系の商売の特徴として、店先にバッタものを大量に陳列し、上客が来たときのみ店の奥や別の場所から秘蔵品を特別に見せるやり方があります。

あなただけ、特別ですよ、、と言うやり方が華僑系ビジネスの特徴の一つではないでしょうか。
その為には秘密の場所、秘密の商品が商売で大変重要な要素なのだと思ます。

バンコクにもこの様な人知れず営業を続ける大元のお店が所々に存在します。この様なお店はマヘサック、ヤワラート、バンモー等の宝石仕入れ地帯の裏路地の目立たない場所にヒッソリと営業しています。我々の様にバンコクの現地で営業している日本人業者は、日本から来るバイヤーに知られていない秘密の仕入れ先を知らなければ生きていくことは出来ません。

もちろん、私の知らない秘密の仕入れ場所は、まだまだバンコクに沢山あると思います。
私はもっと地下深く潜らなければなりません。

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穴なしのグレー系パールです。
ブリオレットの形状をしています。レーザーカットや特殊カットで加工したり、ダイヤやルビーをはめ込んで、プロのバイヤーを驚かせるような面白いルースを作ろうと思案しています。一般的には穴なしのパールは調色等のエンハウンスメントをしていないと言われています。市場では穴あけ済の真珠が多いため、穴なしパールは中々手に入りまん。

面白い商品が出来たら、早速お客様に提案してみるつもりです。
商品はブログやFCEBOOKでは公開しません。私が作った商品を秘匿する事は、お客様の利益を守る事になるからです。
まずはお客様がビックリするようなアイデアを熟考してみたいと思います。

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  1. 2014/09/25(木) 23:34:51|
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