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宝石研磨の世界

タイのバンコクで宝石研磨工場、宝石鑑別教室を経営してます。

バンコクでパワーストーンが大ブームのきざし

バンコク宝石仕入れ情報、、、バンコクでパワーストーンが大ブームのきざし

最近、バンコクでパワーストーン(天然石ブレス)が大ブームの兆しがあります。
pawer stone

弊社の小売部門であるFONS COLLECTIONのデパート催事において、3か月ほど前からタイ人ユーザから宝石の浄化や効能といった問い合わせが多くあり、1か月前のスクンビットのデパート催事で試験的に天然石ブレスを陳列したところ、爆発的な売れ行きで完売しました。来店してくれたタイ人エンドユーザにパワーストーンの浄化や効能などの情報源を聞き取り調査したところ、FACEBOOKやインターネットで情報が拡散しているようです。タイの芸能人もパワーストーンを付けた画像をFACEBOOKに頻繁にアップデートしています。ファッション雑誌やテレビメディアが発信源でないことが現代風なのでしょう。

また、驚いた事に、欧米系のエンドユーザーまでも、パワーストーンの意味合いや効能について問い合わせる方が増えています。私はキリスト教やイスラム教等の一神教の信者は、パワーストーンやヒーリング等の宗教チックな解釈は嫌うのではないかと思っていました。もしかしたら、パワーストーンに花言葉的な意味合いを求めているのかもしれません。

日本発祥のパワーストーン文化が世界を席巻する時代がついにやって来るかもしれません。
もっとも、それまで日本のパワーストーブームが継続する事を願いますが、、、

日本で天然石パワーストーンが大流行していた5年ほど前、日本人経営のパワーストーンショップがスクンビットやチャトチャック、ナイトバザール等でオープンしましたが、購入者は日本人駐妻や日本人観光客ばかりで、タイ人からはあまり受け入れられませんでした。

1年ほど前に弊社のチャトチャック店に、3大ヒーリングストーンのチャロアイトやスギライト、ラリマール等の問い合わせをするタイ人顧客が極一部いましたが、その他の天然石ブレスが売れる事はほとんどなく、淡水真珠やトンボ玉ビーズを求めるタイ人顧客の方が圧倒的でした。

3か月程前から始まったパワーストーンブームは、タイ人富裕層が中心になっており、一般庶民までは浸透していません。ラピス、インカローズ、ルチルクォーツ等が人気があり、スーパーセブン等の高品質ビーズを8万円で購入するユーザもいるようです。ちなみに8万円はタイ人にとっては2か月分の給料と同額です。

11月はバンコクジュエリートレードセンターでパワーストーンを販売するブースが一店舗のみあり、隣で売れ行き動向を見ていたその他のブースが、2番煎じを狙って販売をはじめました。売れ行きが良いので、更に隣で見ていた業者が3番煎じを狙い、その後はあっと言う間に5店舗がパワーストーンを売り始まました。今後売れ行きが良ければ、ジュエリートレードセンターがパワーストーン業者で埋め尽くされる事態も起こるかもしれません。

現実問題として、広州などの中国系業者がプラトゥナムセンターやバンコクジュエリートレードセンターに進出してきています。また、ヤワラーの買い付け地帯では、Tシャツや眼鏡等を販売していた異業種のタイ人露天商が、パワーストーンを求めて大挙してヤワラーに訪れ、争うように年末商戦用のブレスレットを購入しています。

弊社がFONS COLLECTIONと言うブランドを立ち上げ、タイの小売業界に進出して3年がたちますが、タイの小売りは独特のノウハウがあると感じています。また、この3か月のパワーストーンブームの動きは大変注目しています。タイでのブームの作り方、広告展開方法等、小売りのノウハウを細かく分析してみようと思います。

以前、私のジュエリートレードセンターのブースに日本の都市鉱山から出た半貴石のルースなどを委託販売してほしいと連絡してきた業者さんがいて、何度か試験販売しました。5年ほど前は中古品の石をはずしたダイアモンド、3年ほど前は半貴石のルース、近年は中古品の製品が日本の都市鉱山で人気アイテムのようです。これからは日本のパワーストーン業界も都市鉱山化して、バンコクで販売するような時代が来るかもしれません。

私の個人的な気持ちでは、都市鉱山で海外進出するのではなく、新作の商品で海外に勝負ができる日本の業者が沢山現れる事を願っています。検品技術や作り手の日本人職人さんは超一流です。一流の職人がシンプルなデザインを作っている日本の現状にもったいない気持ちになります。ハッキリ言って宝の持ち腐れです。日本と物価の近い香港や台湾の業者が凄い商品(派手すぎて日本では売れませんが、、)を作って輸出しているので、販路さえ開拓すればチャンスはあると思います。

私も宝石研磨工場の工場経営者として新作を作り続け海外で勝負しています。成功は未だならず、苦難の道のりで有る事は間違いありませんが、挑戦する事に大きな意義はあると思います。


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  1. 2014/11/24(月) 10:22:00|
  2. バンコク宝石仕入れ情報
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