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宝石研磨の世界

タイのバンコクで宝石研磨工場、宝石鑑別教室を経営してます。

バイリンガルになる努力

バンコク日常の出来事、、、バイリンガルになる努力

国際結婚すると子供は簡単にバイリンガルになる、と思っている方が多いですが残念ながら違います。

私の場合、娘との会話はすべて日本語で話し、日本語の幼稚園、小学校に通わせ、自宅では一緒に本を読んだり、YOUTUBEで日本のアニメを見せて日本語漬けの環境を作っています。更に、毎週土曜日は私自身がボランティアで運営している日本語補習校に通わせ、ハーフや両親が日本人でインター校に通う児童と一緒に勉強したり遊んだりしています。

そこまで努力しても、同学年の平均的な日本人の児童より日本語能力ははるかに落ちます。

タイ語については、家内と娘の会話はタイ語で、自宅環境は日本人の私以外は全てタイ人ですので、タイ語を習得する環境は整っていますが、それでも同学年の平均的なタイの児童よりタイ語能力ははるかに落ちます。

児童言語学では小学校低学年までに修得する語学が大変需要で、ネイティブ並の語学力をつけるためには12歳までは毎日5時間以上バイリンガルのトレーニングができるような環境を作らねばなりません。勉強を強制すれば子供は拒絶しますので、語学習得は自然な環境で、子供が自ら率先して学習するように楽しくさせるのがコツです。

これは親が必死で悩み苦しんで、様々なアイデアを試して努力するしかありません。
中途半端な語学力でバイリンガルになるのは簡単ですが、ネイティブ並みの語学力をつけるには親が相当な努力を覚悟しなければならないのです。

一方で、ご両親が家庭でのバイリンガルトレーニングを諦めてしまうと、子供の語学修得はほぼ不可能になります。
バイリンガルは脳の中で日本語と他言語をスイッチを切り替えるようにして話していますので、毎日5時間以上はタイ語で物を考える事を辞めて、日本語で考える時間を作る必要があります。

日本の中高で6年間英語を学習したり、独学で勉強しても英語が喋れるようにならないのは、日本語で物を考えているからで、脳の中でスイッチを切り替えて日本語を遮断しないと語学は出来るようにはなりません。また、アメリカなどの現地にいても、日本語で仕事や学校に行き、家族や友人関係は日本人ばかりでは、何年アメリカに滞在しても英語は上手くなりません。日本語で物を考える事を辞めることが大変重要なのです。

子供をバイリンガルにさせるには、親が語学の環境を整えてやることが大変重要になります。

日本語補習校のご両親の方々とも情報を交換して、最も良い学習方法を日々研究しています。
読み書きについては、公文に通うのが最も効果が高いようです。また、自宅で市販のドリル学習の場合は、子供が勉強を拒絶しがちになるので、親が教え方を工夫して努力しなければなりません。一方で、親子の交換日記は効果的な学習方法です。

日本語補習校では、アニメの台本読みや児童自ら紙芝居を読ませたりしています。
次回の授業は古事記の日本の神話の紙芝居を児童自ら作り、授業の最後に親の前で発表させます。
歴史上の出来事や偉人伝など教材は豊富で、小1から小6までレベルの違う生徒が一緒に学習する複式授業では効果的な学習方法だと思います。

日本語は小学校3年生から読み書きのレベルが大変高くなり、中学校3年生までに常用漢字2000字を覚えなければなりません。また、日本語は慣用句や比喩表現が豊富で非常に難しい言語です。鼻が高い、頭が痛いなど異なった意味を想像しながら喋る言語で、これが日本人が他民族にない能力である「空気を読む」トレーニングになります。

海外で仕事をすると「なぜ空気を読まない」「なぜ言っている意味を察しない」と困惑することがありますが、これは日本人だけが持つ特別な表現で、外国語ではストレートに表現しないと相手に通じないので、脳の中で言語だけでなく、表現方法も頭の中でスイッチしないと外国語は喋れないのです。


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  1. 2015/10/19(月) 10:39:55|
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