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宝石研磨の世界

タイのバンコクで宝石研磨工場、宝石鑑別教室を経営してます。

バンコク日本語補習サークルの授業

バンコク日常の出来事、、、バンコク日本語補習サークルの授業

毎週土曜日10時~12時に開催している授業料無料のバンコク日本語補修サークル
このボランティア活動も2年半継続することが出来ました。
2年前は2~3人程度の僅かな生徒数で授業をしていましたが、現在は5歳~14歳まで約20名が在籍しています。

軽いノリではじめたボランティアですが、最初の一年は苦しいことばかりで、いつもも辞めることばかり考えていました。
一年半前のブログのエントリーで、当時の事を振り返っています。
ボランティアを一年続けてみて、、のエントリー
この時にマザーテレサの有名な言葉を引用して、ボランティア精神ついて私の考えを述べました。

2017年9月16日のバンコク日本語補習サークルの授業では、マザーテレサの生涯について授業をしました。
沢山の資料を読み、しっかりと授業準備をしたつもりでしたが、授業は壊れて大失敗でした。小学生にはあまりにも難しい内容の
授業だったかもしれません。

9月6日は都都逸の授業をしました。
恋に焦がれて鳴くセミよりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす、、
君は野に咲くあざみの花よ 見ればやさしや寄れば刺す、、
惚れた数から振られた数を 引けば女房が残るだけ、、

7775の都都逸は俳句や和歌とは異なる江戸の庶民に広がった洒落の世界です
バンコク日本語補習サークルでは都都逸の他に、俳句や和歌も授業に時々取り入れています。

ヤマトタケルや源義経等、歴史上の偉人伝や古事記の世界、小笠原流の作法など多岐にわたる分野を子供たちに教えています。
難しい授業だけでなく、ゲームや日本古来の子供遊び、七夕、ひな祭り、端午の節句などの行事をする事も有ります。

ボランティアを初めて一年目は、人数も集まらず、誰も来ない教室で私と娘二人で待っていたり、遅刻や突然の欠席を頻発する親御さんに憤慨していました。見返りのないボランティアの世界ですから、モチベーションを維持するのは大変な事で、正直な気持ちは苦しいだけでした。

マザーテレサは「許すことによって、自分が救われる」と言っています。
「今日善い行いをしても、次の日には忘れられるでしょう。
それでも善いを行いを続けなさい。」とも言っています。

私は月曜から金曜まではビジネスの事ばかり考えています。華僑やインド人、中東系の人たちを相手に山師の様な宝石の世界で生きています。栄光とお金のために生きていると言っても過言ではありません。
そんな世界に身を投じていると、週に僅か2時間のボランティアが心地よく、心が救われたような気持になります。

親御さんの中には、私よりも遥かに厳しい環境で子供を育てている方もいます。
タイ人男性と結婚している日本人女性は、生活を豊かにするためには自ら働かねばなりません。タイ人の平均月収は3万~5万円です。この月収では冷房もなく、日本食も食べれれない最低限の生活になります。一方で、日本人女性が日系企業で働けば15万円程の月収になります。しかし、この月収でも学費の高い日本人学校に通う事は難しいです。朝から晩まで身を粉にして働き、子供をタイの現地校に通わせ、睡眠時間を削って、夜な夜な子供に日本語を教えています。
人生のすべてを子供に捧げている彼女らを見ていると、私などまだまだ甘いと痛切に思います。

バンコク日本語補習サークルに通う多くの親御さんが、同様の厳しい環境で子供を育てています。
教えている側の私が、逆に教えられている気持ちにさせられます。

最初は苦しいだけのボランティア活動でしたが、最近は楽しくて仕方がありません。
家内には人助けばかりではなく、家族をもっと助けてよ、あなたは出家者(お坊さん)ではないのよ、と言われます。
家内の意見は正論です。そう言われると頭が痛い。

しかし、私自身が楽しいので、もうしばらくこの活動を続けてみようと思います。


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  1. 2017/09/18(月) 14:42:54|
  2. バンコク日常の出来事
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